【修復師とは】 一般社団法人京技術修染会認定のシミ抜き資格。
職人の経験、勘によって成り立っていた京都の伝統的染み抜きや染色補正の技術を、化学的ロジックによって完全に解明。
数値化することにより、職人の技術をクリーニング店の現場で高度に再現可能にしたシミ抜き技術として知られる京技術修染会のシミ抜き技術は、
・1℃単位の「温度管理」
・ppm単位の「濃度管理」
・コンマ５秒単位の「時間管理」
の「シミ抜きの３大原則」によって構築されている。
「京技術修染会認定修復師」取得を希望するものは、
・シミの種類や構造、使用する薬品に関する知識の筆記試験
・シミ抜き実技 によって厳しく試験され、両試験をパスしたものだけが、最終試験である染色補正試験を受講できる。
これら３つの試験に合格したものだけに修復師は授与され、６０００名の受講者の中で、現在全国に８２名しかいない狭き門となっている。
それゆえにこの資格を持つものは、自他共に「シミ抜きのエキスパート」であると認められる。